HYTBBシリーズ高圧固定無効電力補償装置
構造と動作原理
●本装置はキャビネット構造またはフレーム構造であり、コンデンサバンクを手動で切り替えることができ、自動電圧および無効電力制御装置を搭載してコンデンサバンクを自動的に切り替えることもできます。
●キャビネット構造装置は、受線遮断開閉器筐体、直列リアクトル筐体、分路コンデンサ筐体、接続母線で構成されています。コンデンサキャビネットは、補償容量のサイズと設定スキームに応じてキャビネットの数を決定でき、通常は複数のキャビネットで構成されます。キャビネット本体は、高品質の冷間圧延鋼板を曲げて溶接したり、アルミニウム - 亜鉛メッキ板を曲げて組み立てたりして作られています。キャビネットの保護レベルは IP30 に達する必要があります。
●構造レイアウト:コンデンサ単体の定格容量が30~100kWの場合、形成されるコンデンサバンクは3層(単)2列構造、定格容量が100kvar以上の場合は2層構造となります。 (単)2列構造。定格容量が200kWを超える場合は単層(単層)2列構造となります。
●フレーム型構造装置は、絶縁スイッチフレーム、乾式空芯リアクトル、シャントコンデンサフレーム、フェンスで構成されています。酸化亜鉛アレスタ、シャントコンデンサ、単一保護ヒューズ、完全密閉放電コイル、ポスト絶縁体、銅(アルミニウム)バスバー、金属フレームなどが含まれます。
●コンデンサバンクは金属フレーム上に配置されており、一次回路は設定された接続方法に従って接続バスバーとポストインシュレータと組み合わせられます。
●コンデンサバンクのフレームは通常組み立てられており、構造はしっかりしていて安定しており、鋼材を節約できるため、設置や輸送に便利です。
コンデンサの実装形態は単列3層構造、2列単層構造、2層2列構造に分けられます。
●各相コンデンサの接続形態は通常、まず並列、次に直列です。金属フレームの表面には溶融亜鉛メッキまたはプラスチックの溶射が施されています。
●必要に応じて装置全体にステンレスフェンス(高さ2m)を設置できます。フレーム素材は高品質のプロファイルで作られています。
●直列リアクトルの選定について、中性点側に設置される直列リアクトルは乾式鉄心リアクトルが一般的です。電源側に設置される直列リアクトルは、一般に空心リアクトルが使用され、三相またはフォント設置で積み重ねることができます。